英検に6級・7級が新設! 小学生は何級から受けるべき? 学年別ロードマップを解説

この記事は2026年7月時点で日本英語検定協会から公開されている情報(速報第1弾〜第5弾)に基づいています。 合格基準や申込方法など、まだ正式発表されていない項目があります。
「英検を受けさせてみたいけれど、5級でもうちの子にはまだ早いかも……」
そう感じていた保護者の方に、大きなニュースが届きました。2027年1月実施予定の検定から、英検に「6級」と「7級」が新しく誕生します。これまでで最もやさしい級だった5級よりも、さらに基礎的なレベルの級です。
「小学生のうちは英検Jr.(ジュニア)しかない」「5級は中学生の内容だから難しい」——そんな悩みが、この新設で大きく変わります。
この記事では、英語教室を母体とする足立区の学習塾・こじまJUKUが、現時点で公開されている公式情報を整理し、お子さまの学年別に「何級から・いつ始めるか」のロードマップをご提案します。
英検6級・7級とは? 2027年1月から始まる新しい級
日本英語検定協会は2025年11月、実用英語技能検定(英検・従来型)に「6級」と「7級」を新設すると発表しました。初回の実施は2026年度第3回検定(2027年1月実施予定)です。
これまで英検は5級から1級までの7段階でしたが、6級・7級が加わることで全9段階になります。5級の下に、より基礎的な2つの級が増えるイメージです。
なぜ今、新しい級ができるの?
背景にあるのは、小学生の英検受験者の急増です。英検協会の資料によると、2024年度に英検を受験した小学生は約37.6万人。この10年で約1.5倍に増えています。
2020年度から小学3年生で外国語活動が始まり、5・6年生では英語が正式な教科になりました。英語を学ぶ小学生が増えた一方で、これまで一番やさしい級だった5級は「中学初級程度」が対象。小学校で習う内容と、英検の入り口との間に段差があったのです。
6級・7級は、まさにこの段差を埋める「橋渡し」として設計されています。
6級・7級のレベルと対象学年
公式発表では、それぞれの級は次の学年の学習内容に対応するとされています。
| 級 | 対応する学年の目安 | 学校での学習内容 |
|---|---|---|
| 7級 | 小学3・4年生 | 外国語活動で学ぶ内容 |
| 6級 | 小学5・6年生〜中学入門期 | 外国語科(教科としての英語)で学ぶ内容 |
| 5級 | 中学初級程度 | 中学1年生レベル |
つまり、学校の授業に沿って英語を学んでいれば、そのまま挑戦できるレベル設計になっているのがポイントです。「英検のために特別な先取りをしないと受からない」という従来のハードルが、ぐっと下がります。
特徴1:リーディング+リスニングの2技能
6級・7級で測定するのは「読む」「聞く」の2技能です。スピーキングやライティングは含まれません。
面接がないため、初めての検定試験でも緊張しにくく、「試験を受けて合格する」という成功体験の入り口としてぴったりの設計です。
特徴2:タブレット・パソコンでのオンライン受験
6級・7級は、コンピューターまたはタブレットを使ったオンライン受験に対応する予定です。学校で1人1台端末に慣れているいまの小学生にとっては、紙の試験よりむしろ取り組みやすいかもしれません。
すでに公開されている問題形式の例を見ると、リスニングではイラストを見ながら英語の質問を聞いて答えを選ぶ形式、リーディングでは短い英文を読んで内容に合うイラストを選ぶ形式などが示されています。単語の知識だけでなく、「聞いて状況を判断する」「読んで意味をつかむ」力を測る内容です。
※問題形式の全体像は、2026年夏頃に公開予定のサンプルテストで確認できます。
特徴3:受験しやすい検定料
検定料は7級が1,000円、6級が1,500円(税込)と発表されています(2026年4月確定)。5級よりも手頃な設定で、「まずは力試しに」と挑戦しやすい金額です。
5級・英検Jr.との違いは?
「これまでも英検Jr.があったのでは?」と思われた方も多いはずです。従来の選択肢と比べてみましょう。
| 英検Jr. | 7級・6級(新設) | 5級 | |
|---|---|---|---|
| 合否 | なし(正答率のみ) | あり | あり |
| レベル | 入門〜基礎 | 小3・4〜小5・6相当 | 中学初級程度 |
| 位置づけ | 英検とは別体系 | 英検本体の級 | 英検本体の級 |
英検Jr.は合否が出ないため、「がんばった結果が形に残りにくい」という声がありました。また、英検Jr.の上位グレードから5級までの間には大きな段差があり、ここでつまずくお子さまも少なくありませんでした。
6級・7級は「合格」という明確な目標を持ちながら、小学校の学習内容に沿って段階的にステップアップできる、まさに待望の級と言えます。
ここからは、英語教室出身のこじまJUKUとして、学年別のおすすめスタートプランをご提案します。あくまで目安ですので、お子さまの英語経験に合わせて調整してください。
幼児〜小学2年生:まずは「英語に慣れる」時期
この時期は検定を急ぐ必要はありません。歌やゲーム、簡単なやり取りを通じて英語の音に親しむことが最優先です。
腕試しをしたい場合は、合否のない英検Jr.(ブロンズ→シルバー)が向いています。そして小3以降に、新設の7級を「初めての合否のある試験」として目標にすると、無理のない流れになります。
小学3・4年生:7級デビューの適齢期
学校で外国語活動が始まるこの学年は、7級のメイン対象です。授業で学ぶ内容と級のレベルが対応しているので、学校の英語+週1回程度の学習で十分に狙えます。
- 小3〜小4で 7級に合格 → 小5で 6級 → 小6で 5級 に挑戦
この階段を登れば、中学入学時点で英検4級(中学中級程度)が視野に入り、中学の英語学習を大きくリードした状態でスタートできます。
小学5・6年生:6級からスタートして中学へつなぐ
英語が教科になる高学年は、6級からのスタートがおすすめです。すでに英語学習の経験があるお子さまなら、6級を飛ばして5級から挑戦しても構いません。
- 小5で 6級 → 小6で 5級 → 中1で 4級
高学年で「合格」の成功体験を積んでおくと、中学入学後の英語への苦手意識を防げます。都立高校入試では内申点や英語力が合否を左右しますから、小学生のうちに英検の階段に乗っておくことは、高校受験を見据えた先行投資でもあります。
6級・7級はどこで受けられる?——塾などの「準会場」で実施予定
6級・7級は、学校や塾などの準会場で、タブレット等を使って実施される予定と発表されています。
こじまJUKUは英検の準会場校です(現在、当塾での準会場受験は在籍生のみを対象としています)。つまり、いつも通っている教室で、いつもの先生がいる環境のまま受験できる見込みです(実施方法の詳細は英検協会の続報を確認のうえ、改めてご案内します)。
初めての検定試験は、大人が思う以上にお子さまにとって緊張するもの。「慣れた場所で受けられる」ことは、力を出し切るうえで大きなアドバンテージになります。
今後のスケジュールと、まだ決まっていないこと
| 時期 | 予定 |
|---|---|
| 2026年夏頃 | サンプルテスト公開予定 |
| 2026年秋〜冬 | 申込方法などの詳細発表(見込み) |
| 2027年1月 | 2026年度第3回検定で初実施 |
一方で、合格基準・問題数・試験時間・出題語彙・申込方法の詳細などは、まだ正式発表されていません。本記事は公式の続報が出しだい更新しますので、ブックマークしてときどきご確認ください。
最新の一次情報は、日本英語検定協会の公式サイトでご確認いただけます。
まとめ:6級・7級は「英検デビュー」の絶好のチャンス
- 2027年1月から、5級よりやさしい6級・7級が新設される
- 7級は小3・4、6級は小5・6の学習内容に対応。学校の英語のままで挑戦できる
- リーディング+リスニングの2技能・タブレット受験・手頃な検定料で、初めての検定にぴったり
- 小3・4で7級 → 小5で6級 → 小6で5級、という階段設計が中学英語の大きな貯金になる
- 実施は塾などの準会場が予定されており、こじまJUKUは準会場校
「うちの子の場合、何級からがいい?」「今の英語力だと間に合う?」——そんなご相談は、ぜひ無料学習相談をご利用ください。英語教室を母体とするこじまJUKUが、お子さま一人ひとりに合わせた英検ロードマップをご提案します。


